形成外科

形成外科は、生まれつきの異常あるいはケガや手術などで変形した身体の異常を、正常に近い形に再建することによって機能の回復と生活の質(QOL)の維持・向上を目指す外科診療科です。
当院の形成外科では以下のような疾患に対し、治療あるいは診療相談を行っています

代表的な対象疾患


  • 1. 先天性疾患(生まれながらの異常)
    <口唇・口腔内>
    口唇裂・口蓋裂の相談、舌小帯短縮など
    <耳>
    埋没耳、折れ耳、たち耳、副耳、耳瘻孔、耳垂裂、小耳症など
    <まぶた>
    逆まつげなど
    <その他>
    副乳、へそ変形など
  • 2. 外傷(ケガ、きず)
    <顔面骨折>
    鼻骨骨折、頬骨骨折、上顎骨骨折、眼窩底骨折など
    <手足の挫創>
    手足の切り傷、擦り傷など
    <熱傷>
    熱傷、低温熱傷、化学熱傷、熱傷治癒後のひきつれなど
  • 3. 皮膚・皮下腫瘍(皮膚や皮膚の下のできもの)
    <皮膚・皮下の良性腫瘍>
    おでき、粉瘤、石灰化上皮種、脂肪腫、色素性母斑、脂腺母斑、表皮母斑、黄色腫、神経線維腫、ガングリオンなど
    <皮膚・皮下の悪性腫瘍>
    悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮癌、ボーエン病、光線角化症など
  • 4. アザ(顔や体の色調の異常)
    <赤色>
    乳児血管腫(イチゴ状血管腫)、毛細血管奇形 (単純性血管腫)、動静脈奇形、静脈奇形(海綿状血管腫)、口唇静脈湖など
    <黒・茶色>
    色素性母斑、扁平母斑など
    <青色>
    青色母斑、太田母斑など
    <黄・橙色>
    脂腺母斑など
  • 5. 変性疾患・加齢疾患(加齢などに伴っておこる体の異常)
    <まぶた>
    眼瞼下垂、逆まつげなど
    <爪>
    巻き爪、陥入爪など
    <その他>
    加齢性のいぼ・血管腫、腋臭症など
  • 6. 抗加齢医療(顔のくすみ、シミ、毛穴の開き、赤ら顔などへの対処)
    フォトフェイシャル(IPL)を用いて施術を行います。
    本施術は自費診療となりますので、詳しくは以下の内容をご確認ください。

お肌の悩み改善:IPL治療器フォトフェイシャル®M22を導入しました

患者様の多様なお肌の悩みを改善できるIPL治療器(フォトフェイシャル®M22)を導入いたしました。
IPL(Intense Pulsed Light)という肌にやさしい光をお顔全体に照射して、シミ、くすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなど改善する美肌治療です。
しみや赤ら顔などの改善とともに、真皮層にも働きかけることで、コラーゲンを増生し、肌のキメや質感を整えます。複数回繰り返すことでより効果が実感できます。

料金などの詳細はこちらをクリックしてください(PDF:587KB)

医師プロフィール

  • 中岡 啓喜

    診療内容
    形成外科
    認定資格
    日本形成外科学会専門医
    皮膚腫瘍外科分野指導医
    小児形成外科分野専門医
    日本頭蓋顎顔面外科専門医
    日本レーザー医学会専門医
  • 野澤 竜太

    診療内容
    形成外科
    専門分野
    皮膚腫瘍、熱傷
    認定資格
    日本形成外科学会専門医
    皮膚腫瘍外科分野指導医
    日本創傷外科学会専門医